副業ができる会社の調べ方|特徴や探し方を徹底解説


「副業ができる会社に転職したい!」と思っていても、どのように副業OKの会社を探せば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか?本記事では、副業ができる会社の調べ方から、転職する際の注意点転職するうえで知っておきたいポイントについて解説します。



目次[非表示]

  1. 副業できる会社の調べ方
  2. なぜ副業を認めていない会社があるのか
  3. 副業ができる会社の特徴
  4. 副業ができる会社へ転職する際の注意点
  5. まとめ

副業できる会社の調べ方

副業ができる会社を調べたい場合、次のような方法で調べることが可能です。

・検索エンジンで検索する

・求人サイトで副業可能な求人を探す

・転職エージェントに登録する

それぞれ詳しく解説していきます。

検索エンジンで検索する

まずは検索エンジンで「副業OK」や「副業ができる会社」と検索してみましょう。
このように調べると副業を許可している会社のホームページがヒットするので、どのような会社が副業を認めているのかチェックすることができます。

求人サイトで副業可能な求人を探す

求人サイトで副業可能な求人を探すのもおすすめの方法です。
検索エンジンから調べると1つひとつチェックしなければならないため手間がかかりますが、求人サイトであれば「副業可能」と条件を入れるだけで幅広い企業の情報をチェックすることができます。

また企業によっては「ダブルワークOK」「副業OK」といった表現をしているので、いくつかのワードで調べてみると良いでしょう。

転職エージェントに登録する

転職エージェントに登録して、副業可能な求人を紹介してもらうのもおすすめです。
転職エージェント経由で副業可能な求人を探せば、副業以外にこだわりたい条件待遇なども含めて求人を紹介してもらえます。

BNGパートナーズでは、副業可能な求人も取り扱っています。本業だけではなく副業を通して自分のキャリアアップを実現したいと考えている方は、ぜひ1度BNGパートナーズへご相談ください。

なぜ副業を認めていない会社があるのか

さまざまな企業が副業解禁を始めている中、なぜ副業を認めていない会社も存在しているのでしょうか。

その理由について、以下で詳しく解説していきます。

情報漏洩するリスクがあるから

企業が副業を認めない理由として、情報漏洩のリスクが挙げられます。

本業で身につけたスキルや知識、顧客の情報などを副業で使われてしまうと情報漏洩してしまう可能性が高いです。情報漏洩は企業にとっても大きなダメージとなるので、それを防ぐために最初から副業を認めないというのが主な理由になります。

会社が労働時間を管理するのが難しくなるから

会社が従業員の労働時間を管理するのが難しくなるというのも、企業が副業を認めない理由の一つです。

副業は基本的に本業を終えたあとや休みの日に行うことになるため、副業をする従業員は働いている時間が通常よりも増えてしまいます。

労働基準法における一般的な労働時間は「労働時間は事業場を異にする場合においても、労働時間に関する規定の適用については通算する。」と定めており、労働時間は本業と副業を合わせても「1日8時間、1週間で40時間」が基本です。

参考:いわゆるマルチジョブホルダーに関する現行の労働時間規制について|厚生労働省

この時間を超えると脳や心臓の疾患リスクが高まるため、過労死に繋がる恐れもあります。
副業を認めてしまうと、会社側が労働時間を管理するのが難しいので、過労死などの労働災害が起きてしまう可能性もあります。

そのため労働時間を管理するために、一律で副業を認めていない企業も存在しているのです。

職務に専念してもらえなくなる可能性があるから

企業が副業を認めた場合、長時間労働により休める時間がなくなって、本業に影響を及ぼしてしまう可能性があります。また副業に気を取られて本業がおろそかになってしまう場合もあるでしょう。

このように従業員が職務に専念しなくなる可能性があることから、副業することを認めていない企業も多いのです。

副業ができる会社の特徴

では、副業を認めている会社にはどのような特徴があるのでしょうか。副業を認めている、副業ができる会社の特徴や共通点について以下で詳しく解説していきます。

スタートアップやベンチャーなどが多い

スタートアップやベンチャー企業などでは、副業を認めている会社も多いです。

創業して間もないスタートアップやベンチャー企業などでは、常に最新かつさまざまな考え方を取り入れている傾向があります。

またこれから会社として成長していくうえで、スタートアップやベンチャーでは優秀な人材の確保というのが常に重要な課題です。

自社の求人に対してより幅広い人材に応募してもらうためにも、副業を認めているとも言えるでしょう。

IT・Web関連企業が多い

ITやWeb関連の業界では、比較的副業を認めている会社が多いです。
基本的にITやWeb関連の仕事はリモートワークでも可能であり、場所に縛られることなく働くことができます。

さらに副業を通じてマーケティングやインターネットのスキルアップができれば、本業にも活かせることから、積極的に副業を取り入れている会社が多いと言えます。

副業やフリーランス関連の事業をしている

副業やフリーランス関連の事業をしている会社では、基本的に副業を認めているところが多いです。

こういった会社は、副業やフリーランスといった形で自由な働き方ができることを、世の中に広めなければなりません。そのため社員が実践して自由な働き方の魅力を伝えられるようにすることが必要であり、副業を認めるもしくは推奨している会社も多いです。

副業ができる会社へ転職する際の注意点

副業ができる会社へ転職する際は、次の3つの点に注意しましょう。

・なぜ副業をしたいのか明確にする

・副業ができることだけを志望動機にしない

・副業の内容ややり方は会社に確認する

それぞれの注意点について以下で詳しく解説していきます。

なぜ副業をしたいのか明確にする

副業ができる会社へ転職する前に、まずは副業をしたい理由について明確にしておきましょう。
独立行政法人労働政策研究・機構が行った副業に関する調査によると、主に次のような理由で副業を始めた人が多いようです。

【副業をする理由・目的】

・収入を増やしたいから

・自分が活躍できる場所を広げたいから

・時間のゆとりがあるから

・さまざまな分野の人とつながりができるから

・仕事で必要な能力を活用向上させるため

・独立したいから

参考:「副業者の就労に関する調査」|労働政策研究・研修機構

副業をする理由や目的によっては、副業ではなく転職などの方がよりその人の目的を達成しやすい場合があるので注意が必要です。

まずはなぜ副業をしたいのか理由や目的を明確にして、本当に副業が必要なのか、他の手段で解決できないかなどを考えるようにしましょう。

副業ができることだけを志望動機にしない

副業ができる会社へ転職する場合、副業ができることだけを志望動機にすることは避けましょう。
副業ができることだけを志望動機にしてしまうと採用担当の人に「この人は本業に力を入れてくれないのではないか」と思われてしまう可能性が高いです。

他の動機もしっかり用意しておき、副業ができることはあくまでもサブ的なものとして志望動機を伝えるようにしましょう。

副業の内容、やり方は会社に確認する

たとえ副業を認めている会社に転職したとしても、副業を始める際は「内容・やり方」などについて事前に会社に確認するようにしましょう。

会社によっては副業は認めているものの「本業と競合関係にあるものは認めない」「入社後仕事に慣れるまでの一定期間は副業NG」といったケースがあります。

もっとも転職活動中に副業の内容ややり方について確認する場合は、聞き方を工夫しなければなりません。

副業に関してのみ積極的な質問をしてしまうと「副業ありきで本業がおろそかになってしまう人なのでは」「本業に対する質問はないということは副業できることしか興味がないのかな」と不安を与えてしまう可能性があります。

まずは本業に関する疑問を解消して、自分に関するアピールをしっかり行ったうえで、逆質問を行う際に「経験を積みスキルアップするためにも副業を考えています、副業に対する会社の考え方を教えてください」と言った形で、工夫して質問をすれば採用担当の人に不安を与えてしまう心配もありません。

副業を始める時の注意点や知っておきたい手続き面については、以下の記事でも解説しているので参考にしてください。

参考記事:副業をはじめるときの注意点とは?知っておきたい手続きからはじめるメリットをご紹介

まとめ

基本的に副業を認めている会社は、スタートアップやベンチャーなど新しい文化を積極的に取り入れているところが多いです。

ただし副業を認めていたとしても、副業ができるからという理由だけで転職を希望すると採用担当者に「この人は本業に専念してくれないのでは」と不安に思われてしまいます。

副業が認められている会社に転職したい」「本業だけではなく副業をしながら自分のキャリアアップを実現したい」とお考えの方は、CxO人材の求人を数多く紹介しているBNGパートナーズがおすすめです。

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まずは自分のキャリアや悩みを聞いてもらうという意味でも、BNGパートナーズに登録して経験豊富なコンサルタントに相談してみてはいかがでしょうか。